エレクトロニクス研究所

レーザ回折式粒子径分布測定装置

機器通称 粒径分布 保管場所 E棟1F計測センター
メーカー (株)島津製作所 型式(規格) SALD-2300、BC23、MS23、HC23

用途

粉体試料、粒状試料、流体試料中に分散した粒子などの粒子径分布(微粒子の大きさとその割合)を測定する

原理・特徴

  • サンプル粒子群にレーザ光を照射し、そこから発せられる回折・散乱光の強度分布パターンから計算によって粒子径分布を求める
  • 個々の粒子を一個一個測定するので、粒子径の個数分布が得られる
  • 粒子濃度(体積濃度)は低濃度0.1ppm~高濃度20%まで対応、粒子濃度によって変化する粒子径分布の測定が可能
  • 粒子径分布データ(サンプルの時間的変化や分散状態の推移)をリアルタイムでモニタリングすることができ、さらに最短1秒間隔で最大200データまでの連続測定が可能

主要性能

  • ユーティリティ
    湿式測定システム

  • 測定部
    光源:半導体レーザ(波長680nm)

  • 多機能サンプラ
    測定範囲:17nm~2,500μm
    分散槽:容量100/200/300mL
    最大流量:2,000mL/min
    フローセル:石英ガラス

  • 回分セル
    測定範囲:17nm~400μm
    材質:石英ガラス
    必要液量:約12mL

  • 高濃度サンプル測定ユニット
    測定範囲:30nm~280μm
    材質:ほう珪酸ガラス/石英ガラス
    必要液量:約0.15mL

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