環境研究発表
目的
環境に関わる諸問題は複合的な要素を含み、ひとつの研究分野だけでこれを解決することは極めて難しい。このことから、「環境」を考えるには、学際的な視点をもつことが必要である。これを踏まえ、本環境研究発表は、「環境」に関する多様な研究報告を学内外に対して広く公募し、異なる分野の研究者との交流によって、相互の研究の活性化を図るものである。
さらに、ここでは学術分野にとどまることなく、地域のなかでの実践的な環境活動報告も行っている。そのことで、「環境」の問題が日常の生活のなかに密接に関わるものであることを再認識し、地域社会における実践活動の意義とあり方を考え、学術研究の社会的貢献をめざすものである。
このことから、本環境研究発表の公募対象は、広く「環境」に関する研究・教育機関に携わる研究者や教員および地域において環境活動を実践している個人または組織(地域住民による任意団体、NPO法人など)としている。
活動実績
平成18年度より、毎年、研究論文および地域活動報告の公募を行い、その発表会を実施している。報告総数は年度ごとに増加してきている。本学以外では、長崎大学、久留米大学、大分大学、西日本工業大学、大分県庁、および民間企業からの研究報告がある。近隣の諸大学に加え、行政や企業からの報告により、環境の学際的研究発表と活発な質疑応答が展開された。
環境科学研究所 環境研究発表 報告数 | ||
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発表年度 | 報告数 | 研究代表者所属機関 |
平成30年度(2019) | 8 | 本学社会環境学部5題 本学工学部1題 本学客員研究員1題 他大学等1題 |
平成29年度(2018) | 7 | 本学社会環境学部3題 本学工学部1題 本学客員研究員2題 他大学等1題 |
平成28年度(2017) | 11 | 本学社会環境学部5題 本学客員研究員2題 他大学等4題 |
平成27年度(2016) | 12 | 本学社会環境学部6題 本学客員研究員2題 他大学等4題 |
平成26年度(2015) | 12 | 本学社会環境学部5題 本学工学部2題 本学客員研究員1題 他大学等4題 |
平成25年度(2014) | 10 | 本学社会環境学部4題 本学工学部2題 本学客員研究員1題 他大学等3題 |
平成24年度(2013) | 11 | 本学社会環境学部4題 本学工学部1題 本学客員研究員3題 他大学等3題 |
平成23年度(2012) | 11 | 本学社会環境学部3題 本学大学院1題 本学客員研究員1題 他大学等6題 |
平成22年度(2011) | 11 | 本学社会環境学部5題 本学工学部1題 本学客員研究員1題 他大学等4題 |
平成21年度(2010) | 9 | 本学社会環境学部4題 他大学等5題 |
平成20年度(2009) | 14 | 本学社会環境学部4題 本学工学部2題 本学客員研究員2題 他大学等6題 |
平成19年度(2008) | 12 | 本学社会環境学部3題 本学客員研究員1題 他大学等8題 |
平成18年度(2007) | 9 | 本学社会環境学部5題 本学工学部2題 他大学等2題 |
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