産学連携推進室

産学連携の成果

超精密微細加工技術の開発


図1 マイクロ複合加工機
(超精密マシニングセンタ)

図2 電気めっき技術を使って作った
マイクロ研削工具(砥石)

図3 ナノ多結晶ダイヤモンド製の
マイクロ切削工具(刃物)

「次世代マイクロ/ナノ金型開発センター」では、超精密微細部品を作ることができる、モノづくり技術の開発を行っています。図1に示したのは、レーザ加工や切削・研削 加工を行うことができるマイクロ複合加工機です。図2に示したのは超硬合金に対 して鏡面を作ることができる砥石、図3に示したのは超硬合金を削ることができる刃 物です。何れも世界で一つしかない、福岡工業大学だけが持つモノづくり技術です。

オゾンを分解するフィルターの開発


オゾン発生装置とオゾン濃度計

オゾンフィルター

治具にセットしたもの

近年のマイナスイオンブームで、「健康によいイメージ」がクローズアップされているオゾン。

実は人間にとって良い面と悪い面の二面性を持っています。オゾンを分解し、人間に優しい環境をつくる技術は今までにもありましたが、生命環境科学科・太田教授、北山教授が、同研究室の有する「多孔体コーティング技術」を応用し、新規のオゾン分解触媒に用いて、「高効率オゾン分解フィルター」を開発しました。

これからの環境問題にも大きく貢献するこの技術、特許出願も終え、実用化が楽しみです。

立体カメラ:最適パターン光投影三次元画像計測機


立体カメラ

計測用ソフト

計測データ

一般のデジタルカメラの写真からは撮影された物体の横と縦の二次元情報しか分からず、奥行情報が分からない。盧存偉教授の研究グループが開発した立体カメラは、一瞬で物体の三次元立体形状を撮影でき、寸法や空間座標の計算もできるので、生産物の計測と品必管理、顔や人体の立体計測と認証及びセキュリティ等分野に幅広く応用できる。

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