2025年度 第5回 情報科学研究所講演会を開催しました
情報科学研究所
【2025年度 情報科学研究所 第5回講演会】
2026年3月24日(火)、福岡工業大学 総合研究機構 情報科学研究所の第5回講演会を開催しました。
講演テーマ:「カオス的脳観」から見た人工知能の過去・現在・未来
講師:津田 一郎 氏(札幌市立大学 AITセンター 特任教授)
「カオス的脳観」から見た人工知能の過去・現在・未来と題した講演会を開催し、学内外から計18名が参加しました。
本講演では、まず「カオス」という数学概念についての基礎的な解説が行われ、物理・化学・生物といった自然現象に広く見られるその特性が、脳神経系においても重要な役割を担っていることが紹介されました。続いて、講演者が提唱する「カオス的脳観」に基づき、脳のダイナミクスや脳と心の関係について、専門的でありながらも分かりやすく解説がなされました。
さらに、人工知能研究の歴史を振り返りつつ、現在注目を集める生成系AIの基本的な仕組みについて、「カオス的脳観」という新たな視点から読み解く試みが示され、参加者にとって非常に示唆に富む内容となりました。講演の終盤では、今後のAIの発展可能性や人間の知能との関係性についても言及があり、未来への展望が提示されました。
参加者からは、「これまで難しいと感じていた分野を体系的に理解することができた」「AIと脳の関係を新しい視点で捉えることができ、大変興味深かった」といった感想が寄せられ、非常に満足度の高い講演会となりました。
本講演会は、人工知能と脳科学の接点について理解を深める貴重な機会となり、参加者にとって多くの学びと気づきを得る場となりました。
