機構長挨拶
総合研究機構
倪 宝栄
福岡工業大学 副学長 / 総合研究機構長
人口の大幅な減少や急激なデジタルトランスフォーメーションの進展等により産業構造の在り方が大きく変わりつつある中、「新規で多様な知の創造」、「知の開拓に挑戦できる研究者の育成」、「予測困難な時代の変化に対応できる人材の育成」そして「創出した知を地域へ還元していく社会貢献」といった大学が果たすべき使命がより重要になっています。
本学の研究戦略を立案し研究活動全般を総合的に推進する役割を担う総合研究機構は、3つの研究所と5つの研究センターを附置し、特色ある研究を生み出す環境を提供すると共に、より多くの研究者が科学研究費や大型競争的資金を獲得できるよう、日々研究活動の支援に取り組んでいます。また、ダイナミックな産官学連携の推進を目指して附置された産学連携推進室では、従来の地元企業・自治体からの技術相談への対応や共同・受託研究を通じた社会課題の解決に加え、分野横断型研究プロジェクトの組成、知的財産の活用による社会実装の実現、大学発スタートアップによる起業支援、さらにはグローバル企業との研究連携に向けたチャレンジ等、大学の未来を切り開く重要な役割を担いつつ、福岡市東部における学術研究拠点として積極的に地域社会へコミットしています。