熱分析装置(TG-DTA/DSC)の操作説明会を実施しました
総合研究機構
2025年3月6日、新たに導入したTG-DTA/DSC(熱重量分析・示差熱分析)装置の操作説明会を開催しました。
参加者は学生と装置を利用する教員を含む50名で、熱分析技術の重要性とTG-DTAの基本的な機能について学びました。
TG-DTAは、材料の温度変化に伴う質量変化と熱的性質を同時に測定することができる高精度な分析機器です。この装置は、ポリマー、金属、セラミックスなどの様々な材料の熱的特性を解析するために広く使用されています。特に、材料の熱安定性や相転移点の評価に役立ちます。
説明会では、TG-DTAの基本的な操作方法や、データの解釈、装置のメンテナンスについて詳しく解説しました。また、実際の測定デモンストレーションも行い、参加者が直接操作を体験する機会を提供しました。
この説明会の目的は、TG-DTAに関する正しい知識を持つことの重要性を理解していただくことです。装置の特性や操作方法を正しく理解することで、より正確なデータ取得が可能となり、研究成果の向上に寄与します。
今後も学生や教員がこの装置を効果的に活用し、研究活動を進めていくことを期待しています。
引き続き、TG-DTAに関する質問やサポートが必要な方は、お気軽に総合研究機構へお問い合わせください。
実際の装置を前に操作手順の説明を受けました
学生を対象とした熱分析についての座学
操作説明会のポスター