【第一回研究成果発表会】

文部科学省の研究推進事業に選定されている本学研究プロジェクト「ハイテクリサーチセンター整備事業」の研究発表会が行われました。
まず、学長が挨拶に立ち「このプロジェクトは本学における研究の目玉の一つです。研究がどのような状況で進展しているか楽しみにお聞きします」と激励しました。 その後、3つのプロジェクトに分かれて発表が行われました。この研究期間は5年間で、その初年度の発表ということで各先生も力のこもった発表となりました。差し迫った問題である九州の地場産業である醸造産業の焼酎粕の資源化や、汚水・汚泥を防ぐ研究、オゾン分解フィルター(特許出願中)の開発など将来の産学連携にも結びつくものです。研究には教員は勿論、学生、産業界の方も協力しておりこれから大きな進展が期待されております。
日時:平成18年3月10日(金)13時00〜15時30分 場所:福岡工業大学 A棟2F A25講義室
<<<<<発表会次第>>>>>
・研究発表会(プロジェクト1) 1、環境負荷物質の高度有効利用と生物的原位置処理技術に関する研究 ─焼酎粕の資源化と界面活性剤分解細菌について─
生命環境科学科 吉川
博道教授 2、ハロゲン化芳香族化合物分解細菌の探索と分子生物学的研究 ─2,4−ジクロロフェノキシ酢酸分解菌の探索および分離─
生命環境科学科 天田
啓助教授 ・研究発表会(プロジェクト2) 1、テーラーメイド細孔構造を有する多孔質セラミックスの開発研究
─窒化ケイ素多孔体作成用焼結助剤の検討─ 生命環境科学科 北山
幹人教授 2、オゾンを利用した微量環境汚染物質分解除去技術の開発研究 ─高効率オゾン分解触媒の開発とそのベンゼン分解特性─
生命環境科学科 太田
能生教授 ・研究発表会(プロジェクト3) 1、環境負荷有機物の低減化ならびにモニタリング技術の開発研究
─SERS(表面増強ラマン散乱)現象を利用する有機化合物の検知─ 生命環境科学科 大崎
知恵教授 2、物理的ならびに生物化学的手法を利用した環境負荷物質センサーの開発研究 ─環境負荷有機物の低減化ならびにモニタリング技術の開発研究─
生命環境科学科 川上
満泰教授
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